求人情報をしっかりチェックして給料アップ

勇気を持って転職しよう

転職は非常に勇気のいることです。そのためなかなか踏み出せない人もいるでしょう。しかし、このまま同じ職場で働き続けたところで給料が上がる見込みがないのであれば、この先ずっと不満を抱えながら仕事をすることになります。であれば、思い切って転職をしたほうが自分のためです。給料を上げるには、転職は非常に有効な手段です。そこでここでは、給料アップを狙って転職をする際にチェックすべきポイントを紹介していきます。

規模や形態で異なる

給料は勤務先の病床規模に左右されます。施設形態別にみてみると、一番高い給料を期待できるのは大学病院です。その次が訪問看護や老人ホームなどの介護施設、そしてクリニックと続きます。大学病院の場合は学歴によって収入に差がでます。介護施設は比較的高い給料をもらえますが、デイサービスは日中のみの勤務で夜勤がなく残業も少ないため、介護施設のなかでは給料が低いです。介護施設の数は年々増加しており、需要は高まっていく一方です。そのため給与水準が下がることはないと予測できますが、個人経営の介護施設は経営者の手腕によって収益が変わるので注意です。クリニックも夜勤や残業がないので給料は低い傾向にありますが、診療科によっては高いところもあります。

自分に合う施設形態はなにか

上記で紹介した通り施設形態によって給与水準が異なるので、どの施設形態が自分に適しているかをまずは確認しておく必要があります。例えば日勤常勤でできるだけ稼ぎたいと考えるのであれば、訪問看護や美容系のクリニックがおすすめです。夜勤が可能なのであれば病院で働いたほうがいいでしょう。夜勤ありの職場で働くときは、夜勤の回数だけではなく1回あたりの手当支給額にも注目してください。1回につき8000円ほどのところもあれば、1回につき20000円ほどのところもあります。そして給料と同時にチェックしておきたいのが福利厚生です。福利厚生は個人経営の施設よりも規模の大きい医療機関のほうが手厚いです。

徹底した情報収集を

求人に掲載されている情報以外にも、可能な限りの情報を集めておいたほうがいいです。例えば、相手がどのような人材を求めているかという点です。ただ単に欠員補充をしているのであれば、転職してからの給料アップは難しいでしょう。しかし、管理職候補や強化部門の人材を探している場合は大幅な給料アップが見込めます。さらに、条件交渉が可能かどうかも重要です。法人によっては内定後の給与交渉ができないところもありますので、そういった職場は避けたほうがいいでしょう。